日本郵便は9月24日より、インターネットで郵便物の転送届ができるサービス「e転居」におけるオンラインによる本人確認を導入しました。
本サイトは、引越し時や住所変更時に利用できるサービスになります。
私は引っ越しだけでなく、たまに一定期間別の場所に住む場合に一定期間の転送としてもよく利用するのですが、今までは簡易な手続きでできていたものが、ちょうど先日ゆうびんIDでログインした際に本人確認が必要になっており驚きました。
(そもそも以前はゆうびんIDというものすらなかったような?最近登録した記憶があるので)
ゆうびんIDでログインしてサービスを初めて利用する時にスマートフォンで自分の顔と顔写真入り証明書を撮影して本人であるかどうかを比較、照合します。また、マイナポータルを使用してのマイナンバーカードでの認証も選択肢としてあります。
私は運転免許証と顔認証を選んだのですが、
・まず運転免許証を裏表撮影します
・次にスマホのインカメラが起動して自分の顔を一定の円のなかにいれて撮影します
そして円のサイズの大小の変化に合わせてスマホを前後しながら撮影しました。
驚いたのはオンラインで認証している箇所のレベルの高さでした。
恐らく免許証と自分の顔写真を画像処理で一致率を認証しているのかなと思います。私は自分本人でしか試してないので実際はどれくらいの画像処理なのかは分からないのですが、直感的でアナウンスも比較的分かりやすく、アプリではなくすべてブラウザで完結します。
マイナポータルや国系のシステムって割と使いにくい印象があるのですが、日本郵便のこのオンライン認証に関してはクオリティの高さを感じました。
この方式がセキュリティとしてもちゃんと担保され、このレベルの認証の仕組みがもっと普及すれば色々なサービスでも横展開できるし広がるかもしれないですね。
認証が必要ということ自体は、最初はちょっと手間だなとも思ったのですが、これまでの電話番号認証の方式ではストーカー行為や給付金申請で悪用されるケースもあったとのことなのでセキュリティ面を考慮し、なおかつオンラインで完結できる仕組みというのはいいですね。