こんにちはAKIです。
先日、7payが9月末でサービス終了すると発表がありました。
不正利用で総額3861万円の被害があったそうです。
私はキャッシュレス推進派のため、paypayやLINE Payの記事も上げておりますが、
7payも使ってみる予定だったので残念です。
今回はサービス終了に伴い簡単に感想をまとめさせていただきました。
サービス稼働直後
まず始めに、セキュリティ的なインシデントだけの問題だとしたら
LINEやpaypayも一悶着ありました。
PayPayは2018年12月に、登録するクレジットカードのセキュリティコードを無制限に入力できる脆弱性が露呈しました。
LINEは数年前に乗っ取りが流行ったりなど一時期のインシデントがありました。
ただ、この2つのサービスはインシデントがあれど挽回しており現在はセキュリティも向上し、サービスも安定しております。
この例から考えられることは、
最初のイメージは大事!
ということだと思います。
初対面の第一印象が大事とはよくいったもので
サービスも、最初のイメージがそのままサービス導入のイメージに直結するのでしょう。
私もサービスを運営している身としてはこのことは深く考えさせられます。
ローンチ時の 品質 というものの大切さを改めて感じます。
デファクトスタンダードになる前に
次に、
デファクトスタンダードになる前にインシデントを起こすと波に乗るのが難しいということです。
デファクトスタンダードとは、事実上の標準ということです。
マイクロソフトのOfficeなどがいい例ですが、みなさん表計算といったらExcelを思い浮かべませんでしょうか?
表計算ソフトは他にも色々あるにも関わらず事実上の標準となっているのです。
QRコード決済といったら?
残念ながらまだ世間的にみなさんが同じ様に思い浮かべられるほど浸透はしていないでしょう。
そのような状況下でサービス稼働直後の失敗により、
7payは二番煎じ感が強くなりました。
LINEなどは皆が使っているのでメッセージアプリといったらLINEでしょう。
なのでLINEに乗っ取りがあったとしても辞めるという選択肢が取りづらいのです。
そういう意味でも実質の標準となることの重要性は高いですね。
謝罪会見のイメージ
そして最後に、謝罪会見が与えた世間へのイメージが強すぎたのかと思います。
セブン&アイグループとしてはコンビニもスーパーも大手展開されているのでキャッシュレスだけではありません。
ITリテラシの欠如はあれどこれだけの企業が他の産業に影響を及ぼすのはよくありません。
そういう意味では早めの決断で英断だったとも思います。
以前から思っていますがキャッシュレスがより世間に普及するために
サービスの統一化を行って欲しいものです。
これからのキャッシュレスとセキュリティに期待しつつ私も楽しんで使いたいと思います。
以前上げた記事はこちらをご覧ください。
それでは。