APEXの通信問題やFPS、オンラインインフラストラクチャーについてのエンジニア視点インタビューが面白い

APEXのオンラインインフラストラクチャのエンジニアインタビュー

オンラインシューティングゲームで現在とても人気のある「エーペックスレジェンズ(Apex Legends)」ですが
その中のリードエンジニアであるRicklesauceur氏にオンラインインフラストラクチャーについてインタビューをした記事が公式に載っています。

 

現役の、かつトップクラスの人気を誇るゲームがこのようにシステム的な情報を発信するのはあまり見たことはありません。

 

オンラインゲームのとても重要な要素であるネットワーク上のシステム的な努力ですが、
レイテンシである「ping値」や、「FPS(frames per second)」(一秒間に何回更新されるか)などの値はよく一般的にも広まっている知識ではありますが、
それ以上に、パケットチョークやサーバのチックレートに関する内容など、一般的にはあまり聞かないような、より踏み込んだ内容もエンジニア視点で解説されています。

ゲーム内で起こりうる不具合やラグなどの事象、ユーザが体験しているであろうことへの改善努力や解説などもとても興味深いです。

オンラインゲームへのユーザのリテラシの重要性

オンラインゲームなどが一般的に普及して多くの方が遊ぶようになり、
裾野が広がるにつれ同時にゲーム内のラグやバグに対して過剰なクレームや批判などもよく目にしますが、ユーザ体験をよくしたいというエンジニアの日々の努力や改善に対する姿勢はまずは敬意に値するのではないでしょうか。

なにより基本無料で遊べるゲームであるのに、ここまでのこだわりと改善を繰り返しているのもすごい企業努力ですよね。

 

とても有意義な内容でした。

気になる方はぜひ目を通してみてはいかがでしょう。

 

「エーペックス」の仕組み:開発者によるサーバーとネットコードの解説
「エーペックスレジェンズ」のリードエンジニアであるRicklesauceur氏に、プレイヤーが経験する一般的なオンラインの問題とその原因、およびそれらを解決するための努力についてお話を伺いました。
開発日記
この記事の投稿者
AKI

ソフトウェアエンジニア歴10年以上、業務系システムからゲーム開発まで幅広く経験し
現在はフリーランスプログラマとして従事している。
得意言語: PHP, JavaScript, Java, C#(Unity)

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