香川県のネット・ゲーム依存症対策条例のパブリックコメント原本が開示されたことによりSNS等で一部騒ぎが起こっておりました。
内容は、
公表された原本には[ADDR]が載っておりこれはいわゆるIPアドレスを示しますが、「192.168.7.21」
というローカルIPアドレスなため、
内部的な不正の応募ではないのかというものでした。
正確にはシステムの構成が分からないので何とも言えないのですが、
これだけを見ると確かに謎ですよね。
リテラシがしっかりしていないとなんでこのパブコメ原本を公開したのかとなりますよね。
香川県庁の情報システムなどを担当する情報政策課いわく、
「香川県庁は、セキュリティ向上のために、代理サーバーを使用している。そのため、外部からのメールなどは、ここを経由して県のサーバーに送られてくるため、すべて同じローカルIPアドレスが表示されるシステムになっている」
そうです。
逆にこの担当部署の説明ありきで聞くと納得できる内容でもあります。
ただ、
定型文が似通っていることや、
代理サーバのローカルIPをわざわざ表示する必要性はあるのか、
UserAgentの酷似した重複などもあることから、
疑問は残るなと思います。
以前、「7pay」で二段階認証にまつわる会見の問題もありましたが、
世間に公開するものはリテラシをしっかり持って対応しないととても怖いなとつくづく感じました。
それでは。