gitを使い始めて間もない頃ってコマンドが全然分かりませんよね?
そんな時に最低限これくらい覚えておけばなんとかなるってコマンドのメモです。頻繁に使わないのはググればすぐですからね。
※本稿では本当に最小限の紹介にしています。
git初心者が最初に覚えておきたい最小限のコマンド
git clone
クローンです。まあこれは最初にリポジトリをcloneするところから始まるので最初に書きましたが、cloneした後は頻繁には使わないので優先度は低いですね。
git pull origin master
最初はmasterブランチがチェックアウトされていることが多いと思います。
(githubはmasterをmainにするべきだみたいな運動もあるみたいですが話長くなるのでここでは割愛で‥)
git pull origin {master}
そのmasterのリポジトリの状態をローカルに最新にする時はpullをします。
fetchというのもありますが、pullは内部的にfetchもするので最初はpullくらいで十分です。
チェックアウトしているブランチが別の場合はmasterの部分を各ブランチ名に変えるだけで大丈夫です。
git checkout
masterがチェックアウトされている状態でdevelopブランチのチェックアウト(developブランチが既に存在する場合)は、
git checkout develop
です。
で、masterから自分のfeature branchを新規に切る場合は
git checkout -b feature/test1
で作業ブランチを新規でmasterから切ることができます。これはよく使いますね。
git add
ローカルでファイルを変更したらコミット対象のファイルを「add」します。
コミット対象のファイルを決めるというくらいの認識で大丈夫です。
git add . (ローカルの変更されたすべてのファイル・ディレクトリを指定する場合)
git add [ファイル名] (特定のファイルのみを指定する場合)
git commit
さあ、addでファイルを指定したら、いざコミットです。
git commit -m "バグAを修正"
-mでコメントを指定します。
コメント省略するオプションもありますが、コメントはつける癖をつけたほうがいいですね。
git push origin {master}
コミットしたものをリモートリポジトリにpushします。
上記のfeature/test1というブランチで作業してコミットしているとすると、
git push origin feature/test1
です。これでリモートにアップできます。
と、最小限を簡単にご説明させていただきました。
それぞれのコマンドも、オプション指定などを含めると果てしなくたくさんあります。
ただ、必要最低限のものは頻繁に使うもので、困ったりたまにやりたいことは都度ググるくらいで十分だと思います。
あまり自分のハードルを上げずに敷居を下げて気軽にやってみてください。
ちなみに私はadd&commit&pushの部分はsourcetreeというGUIツールを使っています。
理由としてはcommit時は慎重に丁寧に差分を確認したい、GUIで直感的に分かりやすい、色付けが分かりやすい、などです。
というハイブリッドな使い方(カッコつけて言うと)をしています。
ミスなく自分に合った方法を見つけるのが一番だと思います。
それでは。