こんにちは!草もちです🌵
秋がもうすぐ始まりますね!モンブランとかさつまいものタルトとか…
美味しい季節、楽しみです🍁🌰
さて、前回はSSHクライアントのTera Termのインストール方法について説明しました。
今回はインストールしたTera TermからVirtualBoxに接続してLinuxを操作する方法について説明していこうとおもいます👨🍳
Tera TermからLinuxを操作する流れ
まず、TeraTermからLinuxを操作する流れを簡単に説明します。
WindowsからLinuxであるCentOSにアクセスする間には仮想マシンVirtualBoxが介在します。
アクセするための設定方法はいろいろありますが、
今回は、
①:
Tera TermからVirtualBoxにアクセスした際に、Windowsから届いたポート番号を変換してCentOSに渡す。
➡VirtualBoxのポートフォワーディング設定
②:
他の通信機器からLinuxにアクセスできるように設定する。
➡LinuxのNIC設定
という2つの設定をしていきます!🏃♀️💨
VirtualBoxのポートフォワーディング設定
VirtualBoxを開いて、設定ボタンをクリック。
ネットワーク項目をクリック。
ネットワーク設定の割り当て項目を”NAT”に変更。
高度項目をクリック。
”ポートフォワーディング”ボタンをクリック。
下記のように編集し、OKボタンをクリック。
これで、Windowsからポート番号20022でVirtualBoxにアクセスすると、VirtualBoxのほうでLinuxのポート番号22に変換してLinuxにアクセスできるようにしてくれます。
LinuxのNIC設定
Linuxが他の通信機器と通信できるように設定していきます。
NICとは”Network Interface Card”の略です。
NIC設定とは、通信する機器との通信機能を定義しているものです。
その定義書にアクセスして設定を確認しましょう。
定義書は、/etc/sysconfig/network-scripts配下にあるifcfg-enp0s3ファイルです。
viコマンドの使い方を簡単に。
viコマンド実行
VirtualBoxにて
sudo vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enp0s3
と打ち込みます。
パスワードを求められるので、パスワードを打ち込みます。
すると、ファイルの中身が表示されます。
中身を見てみると
TYPE=Ethernet PROXY_METHOD=none BROWSER_ONLY=no BOOTPROTO=dhcp DEFROUTE=yes IPV4_FAILURE_FATAL=no IPV6INIT=yes IPV6_AUTOCONF=yes IPV6_DEFROUTE=yes IPV6_FAILURE_FATAL=no IPV6_ADDR_GEN_MODE=stable-privacy NAME=enp0s3 UUID=ad118d49-52a6-4374-8b56-fe97cd0ef88c DEVICE=enp0s3 ONBOOT=yes IPADDR=196.168.56.101 PREFIX=32 GATEWAY=192.168.56.1 DNS1=192.168.56.1
こんな感じです。
この中の、
ONBOOT項目がyesになっているか確認し、なっていなければ変更しましょう。
入力モードに変更
viコマンドには
- コマンドモード
- 入力モード
の二つモードがあります。
コマンドモードでは、ファイルを保存したり、viコマンドを終了したりすることができます。
入力モードではファイルの中身を編集することができます。
viコマンド実行直後はコマンドモードのため、iキーを押します。
すると、画面下に”–INSERT–”の文字が出てきます。
これで入力モードになりました。
この状態で、ONBOOT項目にyesを打ち込みましょう。
ファイルを保存してviコマンド終了
コマンドモードに変更するためにescキーを押します。
”–INSERT–”の文字消えましたね。
この状態で”:wq
”と打ってEnterキーを押します。
すると、元のコマンドラインの状態に戻ります。
これで、LinuxのNIC設定の完了です。

viコマンドについては後日説明します!
Tera Termの実行
デスクトップのTeraTermのアイコンをクリックしましょう。
ファイルタブをクリックし、新しい接続をクリック。
上記のように
ホスト:Localhost
TCPポート:20022
サービス:SSH
プロトコル:IPv4
と設定し、OKボタンを押します。
すると警告ダイアログが表示されます。
”このホストをknown hostsリストに追加する”にチェックを入れて、続行ボタンをクリックします。
SSH認証画面が表示されます。
ユーザー名:CentOSでログインに使用しているユーザー名
パスフレーズ:CentOSでログインに使用しているパスワード
ブレインパスワードを使うを選択し、OKボタンを押します。
無事、ログインできました!
以上、TeraTermからLinuxを操作する方法についてでした!👋